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【ブラックミラー│国家】の感想とネタバレ!国民からの支持を代償に身近な愛を捨ててしまうジレンマ

  • ブラックミラーを見始めようか迷ってる
  • 国家の見どころは?
  • 国家の内容が知りたい!

Netflixオリジナル作品ブラックミラーの第一話。

英国首相のもとへ、1つのビデオが届きその中には犯罪者からのメッセージが残っていました。

そのメッセージを遂行するのか否か。

ダークな雰囲気のため、グロ要素が出てくるのかも気になるところですよね。

実際に視聴したので感想を踏まえつつネタバレも書いています。

ブラックミラー【国家】の内容が知りたい人は確認してみてください。

国家のあらすじと内容

国民に人気抜群のスザンナ姫が誘拐された映像を見せられた英国首相。Twitter文化を背景に犯人探しが始まる。犯人は誰なのか、そしてその目的は?

引用:Netflix

犯人からの要求

スザンナ姫を誘拐した犯人から首相へ、1つの要求が載せてありました。

豚

「全国放映の生放送番組で豚と性行為をしろ」という過激で卑猥極まりないものでした。

英国首相は国民からの信用と、自分自身のプライドにかけて、絶対にやらないと首相室で発言しますが、もし要求を飲まなければスザンナ姫を殺害するとメッセージも添えられていました。

プライドか娘の命か。究極の二択を迫られた英国首相。

YoutubeとTwitterで拡散

首相が穏便に事を済ませたいと考えていたところ、Twitterで「首相が豚とやる。さもなくば姫が殺される」という情報が拡散されます。

これによって、期日がくるまでに犯人を捕まえられなければ首相は豚と性行為をすることになります。

とくに若い世代は茶化すように「首相は豚とやるべき」と考えていました。

人間の指が届く

犯人からの要望で、「ごまかそうとしたらスザンヌ妃の命はない」とメッセージが込められていました。

首相は何も支持を出していませんでしたが、首相の側近の一人が代役を勝手に手配していました。

さらに、代役が現場入りするところを一般人に撮影されてネットにアップされてしまうのです。

指

代役を手配したことで、犯人は激怒。

スザンヌ妃の指を切り落とす映像と共に、指が届きました。

ネットで拡散されて、国家機密もなにもない状態に。

もう、後がない

代役を手配したことで、スザンヌ妃の指が切り落とされたというニュースすらもすぐに拡散。

スザンヌ妃に同情する人たちが跡を絶たず、最初の世論調査では「首相に豚とやってほしくない」という声が大きかったのですが、スザンヌ妃の指が切り落とされた報道後では「首相は豚とするべき」という声が一気に高まってしまったのです。

 

そうこうしているうちに、約束の時間が迫ってきます。

首相は豚と本当にやるのか。

また、犯人は一体誰なのか・・・。

ムビィ
ムビィ
首相の妻は終始、反対していました。首相に「スザンヌ妃殺し」の汚名を背負ってでもやめて欲しいのかもしれません。

大衆が簡単に扇動される様子が描かれている

国歌のネタバレ!

国歌のネタバレのため、嫌な人は読み飛ばしてください。

まず、一番気になる首相は豚とやるのか問題ですが首相は豚と性行為をします。

スザンヌ妃の事以上に国民からの支持が大切な英国首相は世論調査の結果をみて、豚と性行為をすることに。

国民は最初は「首相はスザンヌ妃の命を救うべき」と、攻撃的な姿勢を見せていましたが、首相があまりにも苦しんでいる姿を観て、テレビから目を逸らしていました。

 

さらに犯人は芸術家の男。

首相に対して恨みをもっていたかは描かれていませんでした。

犯人は捕まることはなく、首相が豚と性行為をするための現場へ移動している時間帯で、既に首吊り自殺をしていました。

首相が豚と性行為する時に犯人は既に死んでいた。つまり首相はやる必要はなかったのです!

犯人の声明

Twitter

犯人は首相と豚が性行為する場面を観たかったわけではなくて、SNSやテレビといったメディアの恐ろしさを伝えていました。

SNSやYoutube、そしてテレビといった誰もが身近に使えるメディアに誰もが必ず釘付けとなる(視聴する)と犯人は確信を持っていたため首相が実行する場面を見る前にこの世をさりました。

 

さらに、スザンヌ妃は犯人が自殺をする前に開放していました。

そのため、本当に首相は豚と性行為をする必要は一切なかったのですが、メディアによって扇動された大衆の恐ろしさが伺えます。

国民からの支持は得られたが

国歌では、豚と性行為をすることで首相は支持率が復活しました。

国民からは好かれている首相ですが、1つだけ大きなものを失ってしまったのです。

それは、妻の愛情です。

 

妻は終始、首相に豚とやってほしくないと考えて猛反対していました。

豚と性行為を終えてからは、妻とは全く話すことがなくなってしまった首相。

テレビや国民などの公の前に出た時はふたりとも仲良くしているよう見えますが、自宅へ戻る、妻は冷たい表情になり、首相に声をかけることすらなく2階へそそくさと上がっていく姿が映されて、国歌は終わります。

国民の支持と引き換えに妻の愛情を失う。

国歌の感想

国歌は、現実で起こり得るストーリーでした。

誰もが簡単にアクセスできるTwitterやYoutube。

それらで悪意ある情報を発信すれば、大衆は簡単に反応して、国すらも混乱に巻き込める恐ろしい話でした。

 

国歌では一般大衆の心の動きが如実に表現されていたと思いました。

  • 首相が可愛そう(やる必要はない)
  • スザンヌ妃可愛そう(首相を攻撃)
  • 首相がやるみたいだ(エンターテイメント)
  • 首相が辛くて観ていられないわ(自分には関係ない)

最初は誰もが首相に同情していたのに対し、スザンヌ妃の指が切り落とされたという報道があってからは、スザンヌ妃が可愛そうといい、民衆が首相を猛攻撃。

大衆の掌返しがあるある過ぎて面白いです。ネット社会の怖さやリアルを描いています。

また、首相と豚の性行為を1つのエンターテイメントとして面白半分で、さらに拡散する人々。

最終的に、国民の動きもあってか首相は豚と性行為しますが、口からよだれを垂らし、悲鳴を上げながら性行為をする姿。

あまりにも苦しそうな姿を観た国民は「首相が可愛そう」「辛くて観ていられない」といった、またもや同情します。

 

誰もが、そうなった原因についてはなにも考えずに、目の前に起こった事象をただ楽しんでいるだけでした。

また首相は、大衆に踊らされるし、大衆が望んだように豚と性行為をしたところ、一番身近な妻からの愛情を失ってしまったのです。

一体何が正解だったのか。

それは首相自身にも誰にも分からないですよね・・・。

私個人としては、妻からの愛情を失ったのであれば離婚すればいいだけと考えますが、そう簡単な話ではないのかもしれませんね。

国歌に出てくる大衆のように無目的で踊らされるような人物にはなりたくないです。

 

ブラックミラーが描く近未来SF。

この胸糞悪い映画、観て損はないです。

Netflixで視聴する!

ムビィ
ムビィ
指などが出てきますが、そこまでのグロ要素が出てこないのでグロが苦手な人でも視聴できますが、Netflix作品ということもありえぐい表現はあります。